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父単独で仙台へ行く

今回は父ちゃんが一人で仙台に行ってきて感じたことを書きます。

目的はあえて伏せておきます。


ゴン太は残念ながら地元の慣れ親しんだペットホテルで、

トリマーのお姉さんと大いに楽しんでいたはず。

だよな?


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飛行機の窓から見た、『MILD SEVEN の白い世界』。

わかる人だけ 「古っ」 と突っ込んでいただけたら、満足です。

しかしパイロットは毎日こんな景色を見てたら、

さぞ世の中を達観できているはず?

・・・・・慣れとは怖いものです。





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ようやく雲が消えてきて、

見えてきたのが福島県の喜多方市と、まだ雪残る飯豊連峰。





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続いて檜原湖。





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隕石落下地点かと思って激写しました!(笑)

この写真を含め、

すべて撮った写真を Google Map の画像で調べました。

便利な世の中です。







仙台空港に着いてから、電車で仙台駅へ向かい、

ホテルにチェックインしてからローカル線に乗り、

さらにタクシーを乗り継いで目的地に着きました。

その最後に乗ったタクシーの中で衝撃を受けます。


何気なく緑の原っぱや道路工事が多いなあと感じていたら、

運転手さんが 「この辺りは家も流されて多くの方が亡くなった」

と教えてくれました。


それから運転手さんは色々と説明してくれましたが、

私は相槌を打てていたかどうか定かでないくらい動揺しました。


私は霊感もなければ、シックスセンスもありません。

金縛りにすら、なったことはありません。

でも何か言葉にできないもの、胸を突き動かされるものを、

運転手さんの言葉をきっかけに感じ取ることができました。


そういう目で見ると、家の基礎の部分だけが残っていたり、

いたるところに墓地があったり、

ところどころにまだ瓦礫が積み上げてあったり、

ショベルカーやブルドーザーがフル稼働していたり。


今までニュース映像を通じてしか知り得なかったことが、

目の前で展開していることだと把握するのに、時間を要しました。


帰りの運転手さんが言うには、

「ここはまだ仙台圏だから、早くに手を打ってくれている。

 でも、ちょっと田舎のほうに行くと、

 まだまったく手を付けてないところもある。」

運転手さんの語気は着実に強くなっていましたが、

私は 「そうなんですか・・・」 としか言えませんでした。


翌日、空港へ向かう電車の吊り広告にこんなものがありました。

『宮城県職員 任期限定募集中 土木・建築関係』

私は残念ながらまったくの門外漢ですが、

どなたか身軽で専門分野に明るい方、ご協力をお願いします。




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帰りの仙台空港で、田舎では見ることのできない LCC に興奮。





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こちらがこれから乗り込む飛行機。

このうしろを津波が押し寄せた映像と重なり、

またも胸が痛みました。

でもやっぱり 「これから」 を見つめていかなければなりません。

私が貢献できたことは、しっかりお土産を買うことくらい。

でも色々とこの目で見て、肌で感じた意味は、大きかったと思います。





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最後に一応このブログの主役を載せておきます。

父ちゃんが PC にかじりついてるので、

勝手にケージに入ってフテ寝してます。

きっと書き終えて PC を閉じたら、

飛び起き出てくることでしょう。
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