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二人歩記、完結編
2020年3月8日、日曜日の早朝、ゴン太が天国へ旅立ちました。
ゴン太が歩けなくなって車椅子を購入した記事を最後に、
更新から遠ざかっていました。
深い理由はありませんが、
それからは非公開の濃密な時間を過ごしたつもりです。
とはいえ中途半端な形で終わるのではなく、
ちゃんとけじめをつけようと最後の記事を書くことにしました。
遺体の写真は撮っていませんので、苦手な方も安心してご覧ください。
2009年9月に大阪からひとりで飛行機に乗ってやってきたゴン太。
ウチにやってきたときには既に名前が決まってました。
パピーらしく、わんぱくなゴン太との共同生活の始まりです。
留守番には慣れても、仕事から父ちゃんが帰ってくると大騒ぎ。
ケージを開けると胸に向かってダイブ。
ひとりのときは飲めているはずなのに、
ボール式給水器の下でこちらの様子を見て、くーん、と甘える。
ボール部分を指に近づけると、父ちゃんの指ごと舐めて飲み始める。
かわいい奴め。
青年期には片道40分かけて湖まで散歩に行ったり、
婆ちゃんと旅行に出掛けたりしました。
淡路島の観覧車に乗り、青ざめるゴン太。
パグのオフ会にも積極的に参加しました。
たくさんのお友達ができましたが、
ゴン太はあまり積極的に交わろうとせず、犬見知りでしたね。
次第に後脚に麻痺が出てきて、大学病院で変形性脊髄症と診断されました。
バギーを買い、車椅子を作り、オムツを準備しました。
シニアの年になると、ゴハンを吠えて請求するようになりました。
それまで声を発することはほとんどなかったのに。
最期まで元気にゴハンをガッついてくれました。
食べっぷりからまだまだ生きてくれると信じていたのに、
オムツの交換中に突然力なく倒れ、
あっという間に息を引き取ってしまいました。
あまりにもあっけなく。
たくさんたくさん、楽しい思い出を残して逝ってくれました。
感謝しかありません。
ありがとうな、ゴン太。いつまでも大好きだよ!
また会おうな!
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