Happy Birthday dear Gonta Anthony !

2009年 7月

ゴン太誕生直後の写真、ブリーダーさんから頂いた一枚。　この時点では名前もないただの子犬。

のちに　『ゴン太』　と名付けられる。　この世に誕生した7月2日からちょうど一年の月日が流れ・・・

2010年 7月

　親愛なるゴン太へ　　　　～　父ちゃんからのメッセージ　～


ゴン太、初めての誕生日おめでとう！　やっと大人になったな。　小型犬にとっては成人式だ。

父ちゃんの家に来てから9ヶ月半、いろんなことがあったなぁ。。。


空港に迎えに行った帰りの車中でもまったく吠えもせず、鳴きもせず、

静かなヤツだなと思ったけど、初めての夜の夜鳴きもまったくなく、

遊んでてたまに出す声を聞くと、嬉しいくらいだったことを思い出す。


お前がやってきた9月の5連休が終わり、初めての留守番のとき、

お前はちゃんとトイレトレーの出し入れ口に目をつけていて、そこから脱走したな。

あのときは本当に焦ったぞ。　でも冷静に考えれば外に出られるわけはないから、

安心はしてたけど、まさか父ちゃんの枕の上に座っているとは。。。

床の上にオシッコしてたり、ウンチが散らかってたりしたけど、そんなの片付ければ終わり。

父ちゃんのニオイが一番強く残っていそうな枕の上に座っているお前を見つけたとき、

安堵と同時に　「頼りにしてくれてるんだ」　と思い、感動して涙が出そうだったんだぞ。


トイレの覚えは早かったけど、甘噛みを始めて父ちゃんを悩ます頃にシーツいじりを覚え、

はずしては噛み、破っては食べて、父ちゃんお前をこっぴどく叱ったな。

何回目かの時、初めてお前を叩いたことを覚えてる。　今は珍しいことではないけど。。。

でも確実に急所をはずしてるだろ？　父ちゃんだって叩く瞬間には冷静になってるんだよ。


中綿製品も噛んで綿を出し、そして食べる。　便が詰まって、慌てて獣医さんとこへも行ったな。

結局お前のケージに入れる物の中で、やわらかい物は無理だと悟った。

ベッドは強化プラ製、ナイロンマット、メッシュ式トイレ。　お前のために苦労して選んだグッズだ。


10月の終わり頃、最後のワクチン接種がすんで、ようやく散歩が解禁になった。

かなり前から、実はお前が来る前から用意しておいた散歩グッズを使うことができて、

父ちゃんも嬉しかったよ。　思った以上に怖がりだったけど、他の犬には無関心だったな。

吠えられようが、ニオイをかがれようが、まったく無視だもの。


たぶん外に出るまでブリーダーさんと父ちゃんと獣医さんとしか接してなかったから、

母親や兄弟のことを忘れだしてから、自分のことを人間だと思い始めたのかもしれない。

お前の人間好きはすごいもんな。　犬嫌いの人でも喜ばせる、不思議な力を持ってる。


いま通っている犬の美容室のオーナーさんが、

「ゴンちゃんは性格がカワイイですね。　みんなゴンちゃんの大ファンになっちゃいましたよ。」

と言ってくれた。　営業トーク分を差し引いても、別に父ちゃんが何かしたわけでもなく、

お前の生まれ持っての性格。　父ちゃんの自慢のひとつだ。


父ちゃんにとって散歩するのは面倒なことなのかな、と思ってたけど、

散歩の開始時、マンションの駐車場でお前が嬉しそうに飛び跳ねてるのを見ると、

父ちゃんも嬉しくなって散歩が大好きになった。　さすがに雨や雪の日は行かないけどね。


年が明けるとオスの証の足上げオシッコとマーキング本能に悩まされ、

仕事から帰るとお前があちこちでやったオシッコの後始末に苦労したことを覚えてる。


この頃からトレーナーさんに付いて、訓練を始めたんだよな。

お前の覚えの良さに、父ちゃん正直ビックリしたんだぞ。

散歩中に信号で止まったとき、　「オスワリ、マテ」　を忠実にやるので、父ちゃん鼻高々。


父ちゃんが一番悩んだのが、お前に去勢手術を受けさせるかどうか。

二人の獣医さんの意見を聞き、犬を飼っている人たちにも話を聞いて、手術を決断した。

父ちゃん、本当に悩んだんだぞ。　よく無事に帰ってきたな。　心から嬉しかったよ。


春に狂犬病の注射をしたとき、獣医さんから

「骨格の成長は止まったようです。あとは体重のコントロールをお願いします。」

と言われ、なんとなく微妙な感じがしたんだ。　嬉しいような、さみしいような・・・

もう子犬時代には戻れないんだなぁ、あっという間に過ぎ去ってしまったんだなぁって。


体が大人になったといっても、まだ精神的には半分子供だから、引き続きしつけは必要。

遠慮なくビシビシいかせてもらうぞ！

その代わり、いいことしたら思いっきり褒めてやるからな。　お前がドン引きしても。

これからもいろんなことを乗り越えて、楽しく楽しく、年を重ねていこう。


最後にゴン太、よーく聞いとけ。　最低でもあと15回は、お前の誕生日を一緒に過ごそうな。

父ちゃんもお前のおかげで禁煙に成功し、青汁や豆乳を飲んで健康には気をつけてるから、

何が何でも父ちゃんがお前を守り、見送ってやる。　絶対にな！　だから安心しろよ。


父ちゃんより


PS.　母ちゃんの件は期待しないで待ってろ。　いや、忘れてもいいぞ。。。

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コメント 4

ゴン太君のお父さんへ

初めまして！たまに遊びに来ていました。

我が家のパグも７月１日生まれの男の子で、先日１歳になりました。
ゴン太君と近いせいか似てる部分が多くて、すごく参考になります。
表情も、やっぱり似てるんですよね～！

父ちゃんからのメッセージ、とっても感動しました。
涙が出てしまった・・・
とっても大切にされていて、ゴン太君は幸せですね♪

これからも、ブログ楽しみにしています。
あまり更新しないけど、我が家のブログにも遊びに来てくださいね！

by PURI (2010-07-04 01:22) 

PURI さん、ありがとうございます。　ブログ、遡りながら見させてもらってますよ！
もし近ければ会いに行きたいのですが、残念ながらものすごく遠いみたいです。

私も同じファーミネーターと赤いパグバッグを持ってますよ！
ゴン太は春の抜け毛が収まらず、いまだにファーミネーターで5玉くらい取れます。
いい加減収まってほしいんですけどね。

ホントに顔が似てますね。パグの顔っていくつかパターンに分類できそうです。

先日、夕方の散歩中に1ヶ月年下のフォーンの女の子に出会いました。
パグを飼ってる人の絶対数が少ないし、こんな田舎ではなおさら。だから嬉しかったですね。

これからバーディー君のブログをチェックさせていただきますね。ペンネームは「ゴン父」で。
お父さんはゴルフやるんですか？
私もやるのですが、ウチだったら「ボギー」もしくは「ダボ」あたりの名前になりそうです。

ゴン父

by ゴン太と父ちゃん (2010-07-04 08:13) 

お返事ありがとうございます！

我が家も、ダボ君にしようか迷いましたが、上を目指す事にしました。
ゴルフの日は、朝早くからお留守番になっちゃいますよね・・・

ゴン太君は、ゲージの中で育ててるんですか？
お利口さんで羨ましいです。吠えないみたいだし。

バーディーは、小さい頃から、ゲージの中で暴れまわるし、
家の中でもよく吠えるし、最近は噛むようになったし、
すっごく困ってます・・・
ゴン太君みたいに、しつけ教室に行った方が良いのかしら。

抜け毛、バーディーは５月ぐらいから始まりました。
ブログを見て、ゴン太君は早いな～って思ってましたよ。
暴れるので、上手にファーミネーター出来ないんですけど、
やってもやっても取れますよね。恐ろしい・・・

また、週末のブログ更新、楽しみにしてますね～。

by PURI (2010-07-10 01:35) 

ウチなら「トリ」ちゃん、いや「ハンドレッド」君になってたかもしれません。。。

いっちょまえに自分の部屋があるので、そこでは幅1.5mくらいの大き目のケージに入れてます。
いちど金属のサークルを作ってのびのびさせたら、マーキングが始まって大変なことになりました。
そこのケージでは食事と留守番、室内トイレが主な用途ですね。
いたずらできるものを入れてないので、ほとんど寝て過ごしているようです。
ストレスがたまるのか、散歩の開始はパグ走りから始まることも多いですよ。

あとリビングに90*60の小型ケージを置き、私が家にいるときはそこで過ごさせます。
就寝もそこで。トイレはしません。
ホントはリビングでも外に出したいのですが、私の勇気がなく、
何度か挑戦しては見ましたが、今のとこ断念してるんです。
近い将来、私がいるときには「リビング放し飼い」を実現させたいと思ってます。

バーディー君は首輪みたいですけど、一度安いハーネスを買ってみたらどうでしょう？
というのも散歩じゃなくてファーミネーターするとき、
軽く持ち上げる程度にハーネスをつかんでやるとやりやすいですよ。
暴れたら吊り上げてしまい、おとなしくなったら力を緩める。
吊り上げても呼吸できますから。
ワンちゃんだって持ち上げられて足が浮くのは不安だから、
次第におとなしくなると思いますよ。
ぜひパパの協力のもと、試してみてください。

吠えないのは性格なんですね、きっと。散歩の催促に「ギャンギャン」。
相手してほしいときに「クーンクーン」くらい。
一度だけドスの効いた「ウォン」という本格的な声を聞きましたが、
何のときだったかは不明です。

たぶんゴン太の抜け毛はフルシーズンじゃないか、と思うような勢いです。
室内で放してやれないのは、掃除するのが億劫だからというのが正直なところ。
なんせ一人暮らしなもんで、もれなく全部私にかかってきます。
不潔な家にだけは住みたくないですしね。

こちら田舎ではあまり「しつけ教室」のようなものがなく、
たまたま近所に警察犬のトレーナーがやってるスクールがあり、
そこに声をかけて隔週土曜日にやりました。
1回1時間ですが、結構な料金で、そのためにタバコをやめたようなものです。
さすがに最終目標が警察犬のような動きをさせることだと聞いて途中で辞めましたが、
基本と思われる部分は本気でやりました。
でもこの主旨は「犬に覚えさせる」のではなく、
「飼い主が覚えて犬にさせること」なので、えらく叱られたりもしましたよ。
その代わりノウハウはしっかりいただきましたけどね。

すいません、長くなっちゃいました。また見てくださいね。私も見させてもらい、コメントも書きますからね。

ゴン父

by ゴン太と父ちゃん (2010-07-10 07:26)